武蔵野ふるさと歴史館「武蔵野のくらし、そのうつりかわり」

移り変わりを楽しもう。武蔵野ふるさと歴史館『武蔵野のくらし、そのうつりかわり』

「新しい生活用式」「新しい日常」「ニュー・ノーマル」という言葉をよく聞くようになりました。密を避けて、マスクをして・・・それから?何をどう変えれば良いのか、まだまだ迷うことも多く、「新しい生活様式」は模索段階にあります。

武蔵野ふるさと歴史館では、これからのくらしを考えるきっかけにと企画展「武蔵野のくらし、そのうつりかわり」が開催されています。

武蔵野ふるさと歴史館「武蔵野のくらし、そのうつりかわり」

明治から大正・昭和・平成・令和へ。それぞれの時代に使われていたどうぐ、写真などを素材に、各時代の武蔵野市域のくらしの様子を紹介する展示です。

シゴトに注目すると、武蔵野村が誕生した明治22年(1889)は農家が人口の約93%を占めていましたが、大正時代になると、商業の比率が高くなっていきます。

ライフラインと呼ばれ、現在のくらしに欠かせないインフラ設備の登場は、電気・電話が大正時代、ガス・上下水道は昭和に入ってからで、それほど古い話ではありませんね。

展示室の中央に並ぶ広告チラシは、年配の方なら懐かしさを感じる昭和40年代のもの。食品、日用品、洋服、電化製品と様々あって、チラシのレイアウトやモデルさんのポーズ、商品の値段など、じっくり見るほどに、現在との違い、違い具合が見えてきて、面白いです。

「これまで通りにはいかない」「変わらなければ」と言われると、先が見えない不安が湧いてきますが、こうやって私たちのくらしが移り変わってきたことを考えると、変化を怖がる必要はない、移り変わりを楽しんでやろうと思えてきました。

武蔵野ふるさと歴史館『武蔵野のくらし、そのうつりかわり』の開催情報は、むー観HPのイベント情報をご確認ください。

 

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