武蔵野ふるさと歴史館で開催中の企画展「お蚕さまの家(おこさまのいえ)」を観てきました。
養蚕は、かつて武蔵野地域の主要産業で、武蔵野村が成立した明治22年、約87%の家(420/485戸)で営まれていたそうです。
今となっては養蚕業の面影はありませんが、見学者の女性が「わたしの母もやっていたのよ」と話すのが聞こえてきて、大昔の話でもないのだなぁと思いました。
当時のお蚕さまの育て方や繭の行方(製糸・出荷・販売)の説明や写真のパネルのほかに、養蚕に使用された道具も数多く展示されています。
放映中の映像からは、繭から糸を繰り出す機械の変遷が分かって興味深いです。
体験コーナーでは、マユ(繭)・キビソ糸(蚕が一番最初にはく糸を集めて作った糸)・生糸に触ることができます。一緒に並べられたお蚕さまの縫いぐるみが、とてもリアル!
武蔵野ふるさと歴史館「お蚕さまの家」の開催情報は、む~観HPのイベント情報をご確認ください。