H25年3月14日(木)
東京都武蔵野食品衛生協会 が主催する「プロから学ぶ食品講座」が行なわれました。
今回のテーマは『武蔵野地粉を使って手打ちうどん』です。
武蔵野麺類組合 さんの協力を得て、講師陣もプロの職人さん、もちろん地粉は希少な「武蔵野市さん地粉」、実習場所はこれまたプロ仕様の学校法人二葉栄養専門学校
なんと贅沢な講座!…と言う事で!
手打ちうどん講座に行ってまいりました(‐^▽^‐)
講師は
武蔵境「大むら」の大楽さん
武蔵境「ささい」の笹井さん
境浄水場正門前「仲屋」の中田さん
三鷹市役所前「増田屋」の渡辺さん
三鷹大成高校近く「寿々喜」の伊藤さん
三鷹中原「増田屋」の渡辺さんです。
受講生は30代~80代と幅広く、大勢の方が参加されていました。
今回は家庭でもできる手打ちうどんづくりといくことで、
受講生の方々も『プロのコツ』をマスターしようと、熱心に質問や、メモを取ったりしていました。
受講生の各テーブルに道具も美しく揃っています。
(麺切包丁って面白い形をしています)
小麦は武蔵野地粉うどんを作るのにお店の方々が使っているものと同じ材料です。
希少な武蔵野市内産の全粒粉も混合されました。
←画像の白い小麦が「彩奥義」
少しグレーがかったものが「武蔵野地粉の全粒粉」です。
さて、ここからが手打ちうどん生地を作る重要な作業
「こね」の行程に入ります。
塩を配合した塩水を生地の様子を見ながら少しずつ加えていきます。
気温や湿度の変化により日々加水量が変るとの事。
(これはプロの肌で感じる感覚ですから、素人の私たちにはかりません…(‘-^*)/
先生の手はしなやかに動き、みるみる塩水が粉に廻っていきます。
指を大きく広げて全体を混ぜるのが「コツ」
ヘ(゚∀゚*)ノガンバレ~
受講生の皆様モニターに映る先生の手元を見ながら楽しそうにやっていました!
そうこうしているうちに先生の粉はこんな感じに↓
↑生地を回転させながらこのように渦巻き状にまとめるのが「コツ」
次の行程は踏みです。
ビニールに入れて丸く広がるように踏み広げていきます。
踏んで踏んで、クルクルまわる~
先生:同じ方向に廻りすぎて目を回さないように気をつけてくださいね~~。
本当はここで一晩寝かせますが、今日は時間がないので先に続きます。
次は延ばしの工程です。
ま~るく踏んだ生地に打ち粉(片栗粉)をして麺棒で延ばしていきます。
今日の生地は寝かしていない分、延ばしても延ばしても
元に戻ろう戻ろうとします。
ここでも結構力が必要ですね。
最終的には●形を■形に延ばします。
●が■にですよ!?
不思議ですよね~~~。
「コツ」は巻き始めの生地を少し手前に引っ張って巻きつける。
先生の作業はお・み・ご・と!!
生徒さんも頑張ります!
「コツ」はまな板の幅、包丁の幅に合わせてたたむ事。
切った麺は 幅広になったり、細くなったりとありますが、
まぁ…そこはご愛嬌です(‘-^*)/
作業中は、講師が各テーブルを廻って丁寧の教えてくださっていましたので、
生徒さん達の作業も大変スムーズに進行しました。
板を生地に押し付け過ぎずにスムーズにずらしながら切るのが「コツ」
はい! こちらは先生の手さばきです。
美しい~~。
全粒粉で打っているので通常より茶色い色の麺が出来上がりました。
武蔵野うどんはカツオ出汁が効いた汁に豚肉とネギを入れ、
糧と呼ばれるお野菜とともにいただきます。
麺はどっしりとした重みがあり、もっちりとした食感ですので、つゆとの相性もピッタリです。
参加の皆様はほとんどがうどん打ち初体験の方々でしたが、どのグループも素晴らしいできばえで、それぞれに仕上がりに満足されていました。
「また次も作ってみよう!!」と言う気持ちが湧いたのではないでしょうか。
今回の講座は~家庭でもできる手打ちうどんづくり~でしたから、大きな成果があったのではと思います。
帰りにはお土産の生麺を持ち帰りました♪
皆様お疲れ様でした~~~
先生がたも(^-^)/