武蔵境駅は、中央線の中でも最も古い駅のひとつです。
明治22年(1899)に境停車場が開設されて以来、駅とともに街が発展してきました。
この春、武蔵野市の西の玄関口として、また武蔵境の特色でもある水と緑を活用した駅と広場が完成し、その記念として駅コンコースに武蔵境の駅とまちの歴史を振り返るプレート『境停車場ものがたり』が設置されました。
甲武鉄道が開通した頃の様子が描かれた錦絵「蒸気車往復繁栄の図(じょうきしゃおうふくはんえいのず)」が掲示されており、甲武鉄道沿線の観光案内を兼ねた路線図が 描かれています。
左上に富士山、高尾山の遠景、中央下が新宿停車場で蒸気機関車が境停車場に向かって走っています。
また、付近の名所として小金井桜、玉川、高尾山の説明が書かれ、玉川上水が東京市街地に向かって流れている様子も描かれています。
その下に
街と駅の変遷、鉄道の変遷、駅舎や広場の変遷が資料写真と共に記されています。
武蔵境の駅とまちの歴史がわかる資料となっています。
是非ご覧ください!
駅の歴史=街の歴史
このパネルは、小さな歴史資料集ですね。
眺めるだけでなく、皆さんにしっかり読んでもらいたいものですね。
マップファン様
コメントありがとうございます。
読み応え、見応え共に充実の内容です。
多くの方々にご覧いただきたいと思います。
武蔵境の甲武鉄道→JR中央線の年譜は大変参考になります。
開業当時の5つの駅が武蔵境を除いてすべて現在の特別快速の停車駅になっているのは面白いですね (武蔵境は→三鷹)。
米田様
コメントをありがとうございます。
年譜では取り巻く環境や価値観と歩調を合わせて新しい時代へと変わっていく様子がわかりますね。
北口広場に作られた水のオブジェは水と所縁深い武蔵境らしい作品と感じます。