希少な武蔵野産小麦を使用した「武蔵野地粉うどん」。
先月、9月13日に「ホットつけめん」として、学校給食にデビューしましたが、このたび、本日のメニュー「武蔵野地粉うどん」と銘打って、本格的に登場しました。
メニューは、
武蔵野地粉うどん
ワカサギの磯辺揚げ
金平ゴボウ
糧 ⇒市内の阪本農園さんの野菜を使用
きちんと水で締められ、大変丁寧に調理をしてくださったうどんは、程よいコシと小麦の風味が味わえるはず。
子ども達の生の声が聞きたいなと思いました。
昔、武蔵野市の旧家では、冠婚葬祭のときなどに、地元の小麦を使って、うどんを打ち、自宅で採れた季節の野菜を糧として添え、お客様をもてなす習慣があったそうです。
武蔵野市の郷土文化を伝承した「武蔵野市の名物」を子ども達にもどんどん味わって欲しいですね。
武蔵野地粉うどんに関連して、地産地消、食育にもつなげようと、武蔵野商工会議所さんやJA東京むさし武蔵野支店さんが、市内の小学生に農業体験の場を提供しています。
田中農園にて「麦踏み」の説明を聞き、2月に麦踏を体験する第五小学校4年生の子ども達
踏まれて強くなった小麦は寒い冬を越え順調に育ち、6月に「はざかけ体験」をする子ども達
収穫された小麦は脱穀後↑このような、さらさら小麦粉に製粉されます
製粉された小麦が、「武蔵野地粉うどん」となって子ども達の給食となって届けられる。
これこそ、「食育」ですよね。
農家の方々のご苦労のこと、食の安全のことなど、きっと学ぶことが多く、子供たちが、食の大切さを実感してくれることを期待します。