吉祥寺浪漫飛行~vol.3 雑踏の中のワンダーランド

高架化されたプラットホームと新装オープンしたアトレ。

吉祥寺駅は今でこそ都下有数のターミナル駅ですが、

昭和40年初頭までは、鈴木さんの貴重な写真が伝えるように、

線路が地べたを走るごく普通のローカル駅でした。

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昭和39年6月 吉祥寺駅北口改札ホーム

鈴木育男氏 写真集「吉祥寺と周辺寸描」より

吉祥寺駅高架化工事が始まったとき、私はまだ小学生でした。

今回も四十数年前への飛行(タイムスリップ)となります。

駅の高架化と駅舎改装というのは、ずいぶん時間がかかるものですね。

工事のスタートが昭和40年(1965年)で、現駅舎の使用開始は、

昭和44年(1969年)だそうです。

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昭和40年 国鉄中央線高架工事始まる。右側は平和通り商店街裏手

鈴木育男氏 写真集「吉祥寺と周辺寸描」より

当時は小学生でしたから、吉祥寺駅に行くのは多くても月に数回程度、

行く度にプラットホームへの進路が変わっていた(つまり動線の変更)ことは

よく覚えています。壁面のベニヤ板に貼られた、進行を示す大きな矢印が

印象的でした。

小柄な少女が、壁を見上げながら矢印に導かれて進んでいく。

でもいつも進路は変わってるので、迷ってしまう。

雑踏の中のアリスのワンダーランド(不思議の国)でした。ウサギ女の子ウサギ

床面ももちろんベニヤ板でしたから、通行客の靴音の騒がしかったこと。

でも、それは今から思えば、新しい時代の扉が開かれていく槌音だったのかも知れません。

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昭和40年(1965年)のヒット曲:音譜音譜

  柔

 函館の女

 君といつまでも

 知りたくないの

 さよならはダンスの後に

昭和40年(1965年)のできごと:時計時計

 米、北ベトナム爆撃開始

 朝永振一郎氏ノーベル物理学賞受賞

 エレキギターブーム

 国鉄中央線 荻窪~三鷹間の高架複々線化に着手

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